鴻沼福祉会について
鴻沼福祉会の理念
~障害者の「完全参加と平等」の実現と
すべての人々が豊かに育ちあえる地域づくりをすすめるために~
「障害者の完全参加と平等」は1981年の国際障害者年のスローガンであり、鴻沼福祉会の活動の原点です。今日では「障害者権利条約」のなかにその精神が受け継がれています。
「障害者権利条約」にあるように、私たちがめざす姿は「障害のない人との平等」の実現です。誰もがもつ人としての権利を行使し、障害のない同年齢の市民とかわらない生活を送れるように日々の支援をすすめていくこと、権利行使や支援を保障する制度をよりよいものにしていくことが大切であると考えています。障害の有る無しにかかわらず、誰もが分け隔てなく、人としての尊厳が大切にされる地域社会となるように、多くの人々と手を携えてすすんでゆきたいと考えています。
鴻沼福祉会の事業
鴻沼福祉会では、障害のある人たちの労働や生活を支援する事業を行っています。
はたらく
- つばさ共同作業所(多機能型:就労継続支援B型、生活介護)
- あざみ共同作業所(生活介護)
- そめや共同作業所(就労継続支援B型)
- きりしき共同作業所(就労継続支援B型)
- ジョブコーチ事業
障害のある人たちが、誇りとやりがいをもって働き、仕事や活動を通して社会に参加していくこと、質の高い商品とサービスを作り、地域のお客様に喜んでいただくことを大切にしています。また、一人一人の「働きたい」願いに応えられるよう、新しい仕事起こしにも取り組んでいます。
くらす
グループホーム
- のぞみホーム
- ひかりホーム
生活ホーム
- 第1たかさご荘
- 第2たかさご荘
- 第3たかさご荘
- よつばハイツ
- かえでホーム
- かりんホーム
- なつめホーム
9ヵ所のホームに56人の障害のある人たちが暮らしています。日中の仕事を終えて帰ってくるホームは、心と体をゆったり休め、翌日に向かうエネルギーを蓄える場です。決まりは最小限、障害のある人ひとりひとりが、暮らしの主体者となって、自分らしい暮らしを築いていくことを大切にしています。
ささえる
- 障害者生活支援センター 来夢
- 障害者生活支援センター 来人
- 地域活動支援センター 来夢
障害者生活支援センターでは、障害のある人や家族、関係者などの困りごとを一緒に解決する支援をしています。地域活動支援センターでは障害のある人が自分の体調に合わせて参加・交流できることを大切に、プログラム活動(茶話会・食事会など)や憩いの場(フリースペース)を開設しています。
鴻沼福祉会の歩み
1981年 |
「養護学校卒業生をひとりぼっちの孤独な在宅生活にさせない」「障害者に働く場の保障を」と作業所設立委員会を発足。作業所づくりの資金集めを始めました。
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1982年 |
鴻沼福祉会設立 つばさ共同作業所開所 |
1985年 | 社会福祉法人鴻沼福祉会認可 |
1986年 |
第1たかさご荘開設 つばさ共同作業所認可 さいたま障害者労働センター開設 |
1988年 |
あざみ共同作業所開所 きりしき共同作業所開所 第2たかさご荘開設 |
1990年 | 第3たかさご荘開設 |
1993年 |
そめや共同作業所開所
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1998年 | 生活支援センター来夢開所 |
1999年 | よつばハイツ開設 |
2000年 |
かえでホーム開設 かりんホーム開設 |
2001年 | なつめホーム開設 |
2004年 | 見沼区障害者生活支援センター来人開所 |
2006年 |
中央区障害者生活支援センター来夢開所 中央区地域活動支援センター来夢開所 |
2013年 | のぞみホーム開設 |
2018年 | ひかりホーム開設 |